自分の目で点検
日常点検は、車の所有者が自動車を使用していくなかで、車の状態などを自分自身で見る点検です。
ボンネットあけてエンジンルームを見たり、運転席に座りブレーキなどの調子をみたり、タイヤやランプ類などのチェックをしたりします。
今の車は良く出来ているから点検する必要はないだろうと、思っている方が多いかもしれませんが、意外と点検していて良かったと思う事が良くあります。
エンジンオイルの量・冷却水の量・バッテリー液の量などです。タイヤに関しても、山があるから大丈夫だと思っていても、劣化によるヒビなどで使用するのがよくないという場合もあります。
前兆現象
目で見る確認では出来ない場所やパーツといった部分があります。そういった部分で起こることは突然の故障。それも車が動かないといった最悪な症状です。しかしその最悪な症状も、よく振り返ってみると、「あの時のあの症状が前兆だったのか」と思い出すときがあります。
普段と違ったほんの少しの症状でも、「これはどこか調子が悪いのか」と疑いをもち、その症状を調べることは大事だと思います。
最近、経験したこと
会社の車で現場まで行きました。そして作業を終え、その車で戻りました。その時までは、何の症状もなく、もちろんエンジンも一発始動。駐車場につき荷物を降ろすために一旦エンジンを停止。
荷物を降ろし、再度エンジンをかけようとキーをまわしたところ、「キュルキュル」といってとまってしまいました。何度やってもエンジンがかからず、故障と断定。
その時、そういえば3日前、その車を運転しているとき、何かエンジンの方から異音がするなぁ、何か不安定だなぁと感じたことを思いだしました。これが前兆現象だったのでしょう。